過去は活かすものでとらわれるものでない

過去にこう決めたから、それを動かさない。
過去にそうだったから、今も、未来もそうである。

この様に書くと、違和感があるかと思います。

しかし、無意識の内にこの思考で生きていることが
とても多いと思うのです。

例えば。
さっきまで子供が欲しがって欲しがって、
大騒ぎしていたおもちゃを渡して、
でもそれを実際にちょっとやってみたら
もう満足して次の遊びをしている・・・

単なる移り気、わがまま、
飽き性に見えるかもしれませんが、
実は、
「その時はしたかった」
「したら、そんなもんかと思ったので、もうよくなった。」
かもしれません。

過去にしたかったことにこだわることなく手放して、
もっと自分が面白いもの興味を持つものを
探し続けているのかもしれせん。

一方大人は過去に決めたことに引っ張られて、
現実を受け入れないことがあります。

3ヵ月前に立てた生産計画。
その頃は3ヵ月連続で売上が伸びていました。
だから残業をして大目につくる予定でした。

しかし、計画を立てからの3ヵ月は
急速に売り上げが悪化してきていました。

一旦決めたことを覆すと
関係部門に与える影響は大きくなります。

一方で、状況が大きく変わったり、
動向が変わってきている情報をキャッチした場合、
以前に決めたことを死守しようとすることで
最新の状況に対応できず、
未来に対して大きな損失を生むこともあります。

この場合は、そのまま生産することで
残業代が発生し、売れない商品在庫を抱え、
将来に減産するために休業しないといけなくなる・・・かもしれません。

あるいは、
今までこうだったからその方法は変えられませんと
変更に大きく抵抗する場合があります。

今までこうだったから、はある意味思考停止です。
しかし、とても効率よく、生産性が高い感じがします。

変更をすると、新しい挑戦や調整が入り
手間取り非効率に感じることもあります。

でも、大切なのは、目指している目標に対して
その変更がどの様に影響するか?という観点です。

目指すこと、達成したいことに対して
役に立つのか立たないのかで考える。

過去は過ぎ去ったことであり、
今と未来に対しては活かせるか活かせないかです。

過去に固執してしまうこと、
あるいは、過去のままでいようとすることは
現状維持と衰退を意味します。

■今まで通り、は楽で便利で本能的に選んでしまう。
 過去を維持することも誠実な感じがする。
 しかし、目指す目標に対して、
 それが機能するのかどうかを考える観点が
 成功していくためには必要になる。

この考え方が出来るか出来ないかは
大きな差につながると感じます。

「社長は言うことをコロコロ変えて信頼できない。」
と言う場合も、本当に思い付きの場合と
しっかり今にフォーカスして、
柔軟に判断を変更している場合はがあるかもしれませんね。

ではでは。