価値あるものに敬意を払う豊かさ

先日、豊富な旨酒と絶品和食の旬菜 わさびやさんhttp://wa-sabiya.jp
に教えていただいた利き酒の会へ・・・
日本酒好き3人娘で昼1時から飲んで、もとい利き酒していました。

そのブースの一角に発見したのは、錫(すず)の徳利と、酒燗具。

錫の徳利は、そのフォルムがなんとも言えない美しいライン。
鈍い銀色と相まって、丹頂鶴を思わせる優美さです。

そして酒燗具は、沸騰したお湯を決まったところまで注ぎ、徳利をつけて、指定の数分待てば、ちょうどよい燗になる塩梅。

そして、取り出したら蓋が受けになる、冷めれば戻せば、また温まるという優れもの。
日本のプロダクトデザインの美しさの素晴らしさを感じます。

この2品。
それぞれお値段が1万円と2667円。

お店の方に聞くと、高い!という人がほとんどだそうです。

しかし、このデザインをして、金型も投資して、錫なんて原価の高い材料でと考えると・・・
1万円で一生ものの酒器が買えるなんて安い!と申し上げると、安いといった人は初めてみたとのこと。

もちろん、薄給のサラリーマン的には手軽な価格ではありません。

でも、毎月2千円ずつ貯めれば、半年で買えちゃう金額なんです。

最近、岩手の南部鉄瓶も、色鮮やかなデザインで注目を集めています。

有馬焼きにしても斬新なデザインのボールのようなお重が作られています。

漆塗りだってカラフルで今までにざいデザインが多数出てきています。

同等の性能をもった安価で優秀な大量生産品はあります。

しかし、日本人が、美意識を発揮して、最大限の美しさと実用性を兼ね備えさせた、丁寧に、心を込めて作られたものにはあるいは普通に真面目に作られたモノには、敬意を持って対価を払いたいです。

本当に美しく、しっかりと追求されたものづくり。
何より自分が素敵だと思い、愛着もでます。

使えば使うほど、美しく、あるいは楽しく使うことが喜びの時間になる。

そんな価値にお金を適正に使える成熟した文化を持つ社会になれば嬉しい。そう感じます。

■正当な理由があって価格の高いものに適切な価値を見出し、敬意を払って買う。
 
安くないと売れないという思い込みって怖いです。

高くても、価値を感じて買ってくださる方に売って、愛してもらう方が商品やサービスにとっては幸せです。

それは、例えば歌舞伎の舞台鑑賞が高い、というのも同じことかもしれません。

安くできなからダメではなく、適切な価格で適切に買っていただける。
そんな商売って素敵ですね。

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